介護を理解するために押さえるべきポイント
毎日を丈夫に過ごせとるわては、介護に関しいや考えることやらなんやらほぼへんに等しいかもしれまへん。しかしかて、いざ将来んわてや家族んことを考えるとなると、丈夫なわてに介護ん全容を把握しいやおくことがえらい大事どす。総人口に対しはる65歳以上ん割合は今も話、かわるけど増加し続けています。そんわて、介護や支援が必要と認定されとる人は約584万人かて及びます。要は、65歳以上ん約5.5人に1人は要介護・要支援と認定されとることになってます。こん増加傾向に伴って、介護ニーズん数も多種多さんに高まっています。高齢社会に伴って、認知症を患った高齢モンが増え続けています。平成22年には高齢モン人口ん9.5%となる280万どしたんに対し、今後15年以上増え続け、平成37年には471万人になるであろうと推測されています。また、介護にフォーカスを当ててみてみると、介護が必要にならはった原因ん14%は認知症によるモンちゅう結果が出ています。認知症を予防しいやおくことは介護状態を予防しはることやてあるちゅうわけや。認知症とは、いっぺん正常に発達どした認知機能が、後天的な脳ん障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようにならはった状態を言います。一言に認知症といってもそん種類はさん々どす。患モン数が特におーいことで知られとるんが、アルツハイマー病を原因としはるアルツハイマー型認知症どす。続いて、脳卒中やらなんやらん脳血管疾患を原因としはる血管性認知症どす。こん2つとレビー小体型認知症を合わせて三大認知症と言い、これらは症状がちゃうため、そん特徴に合わせた介護が必要となってます。一概に介護といってもそん内容はさん々どす。よお耳にしはるデイサービスやたんねる介護やらなんやらん自宅や施設で受けられへんサービスから福祉用具貸与、住宅改修費ん支給等んサービスまで多岐にわたる種類が存在しいやいます。要介護モンにとって最適な介護サービスん選択肢を把握し、広げておくことが大事どす。希望しはる介護生活について国民にアンケートをとったトコ、ほとんどん人は在宅でん介護を希望しいやおり、施設や医療機関へん入院・入所を希望しはる人は1割弱ちゅう結果にとどまったんや。しかしかて、希望モンんおーい在宅介護んみならず、実際ん介護生活にはさん々な問題が付きモンどす。介護が必要にならはったときに備えて、そん問題点を理解しいやおくこともまた、介護を理解しいやいくうえで大事なことと言えるでっしゃろ。丈夫で過ごせる時間をちびっとやて増やせるよう、生活んなかで生きがいを見つけ、いきいきと暮らすことはえらい大事どす。また達者なわてやからこそ、一人で抱え込まんとまーりに相談しいやいくことも重要どす。親戚や友人やけでなく、行政窓口や地域包括支援センター、かかりつけ医等に話を持ちかけ、さん々なサービスを活用しいや、高齢モンを地域で支え合っていくことがええ老後を過ごしいやいく秘訣となるでっしゃろ。