観葉植物の選び方
育てやすい観葉植物を選ぶなら
お部屋に置ける観葉植物の中でも、トップクラスの育てやすさを誇るものを選ぶのがおすすめです。初めて植物を育てる方でも安心して楽しめます。観葉植物によって「日光を好むタイプ」や「日陰でも育つタイプ」があるので、置き場所に合わせて選ぶことが大切です。
ガラス越しの日当たりの良い場所を好む植物なら、春から秋は表土が乾いてから2〜3日後に水やりをし、冬は休眠するので断水します。部屋のなかほどなど暗めの場所に置く場合は、日陰に強い耐陰性の高い観葉植物を選びましょう。
見た目も楽しめる人気の観葉植物
観葉植物は、見た目の美しさも楽しみのひとつです。たとえばガジュマルは、太い幹と根が入り組んだユニークな姿が魅力。精霊「キジムナー」が宿る木とも呼ばれ、大切に育てると福を運んでくれるといわれています。小さい部屋やワンルームなら6〜7畳程度に合う中型サイズでも存在感抜群。幹にねじりがあるタイプも人気です。
また、パキラもおすすめ。力強い幹を持ち、暑さ・寒さ・乾燥に強く、やや日陰でも育ちます。根本から切るだけで簡単に剪定できるので、初心者にもぴったりです。
部屋の雰囲気を変えるシンボルツリーに
大きめの観葉植物を選ぶときは、見た目だけでなく「部屋のスペースとのバランス」も考えましょう。部屋に対して大きすぎると圧迫感を感じたり、風通しが悪くなって植物に悪影響を与えることもあります。
シマトネリコは庭木として人気ですが、室内でハンギング(吊るし)で楽しむ人も増えています。とても生育旺盛で病害虫にも強く、室内のシンボルツリーとしても人気です。
観葉植物のうれしい効果
観葉植物は見た目を癒してくれるだけでなく、ハウスダストを吸着・分解する効果もあります。室内の空気をきれいにしてくれるので、リラックスした空間づくりにも役立ちます。
また、育てる過程で新芽が出たり、季節ごとに色が変わるなど、成長を感じられるのも楽しみのひとつ。新芽がピンク色になる植物もあり、インテリアのアクセントにもなります。
初心者でも長く楽しめる理由
観葉植物は、乾燥や温度変化にも強い種類が多く、栽培経験が少なくても十分に育てられます。一年中窓越しの日光に当てることで、より元気に育ちます。
おしゃれで丈夫な観葉植物をお部屋に迎えれば、日々の暮らしがちょっと豊かに。自分のライフスタイルに合った植物を選んで、植物のある心地よい空間を楽しんでみましょう。
