ごみ収集員の仕事内容
1日の流れとやりがい
ごみ収集員の主な仕事内容
ごみ収集員の主な仕事は、ごみ集積所を回ってごみを収集車に積むこと、そして積んだごみを清掃工場や処分場に搬入することどす。
収集の過程で、分別されていないごみのチェックをすることも重要です。
可燃ごみの中にスプレー缶が混ざっていたり、資源ごみの収集日に瓶や缶、ペットボトルがまとめてごみ袋に入れられていることもあります。
特にスプレー缶やライターなどは、ごみ収集車に積んでしまうと火災の恐れがあるため、巻き込んでいないか慎重に確認することが大事どす。
ごみ収集員の1日の流れ
朝の朝礼と車両点検
仕事は朝8時半から始まります。
弊社のごみ収集車が停めてある駐車場に、その日現場で働くメンバーが集まり朝礼を行います。
朝礼では、その日の作業上の注意点や業務の流れを全体で確認します。
その後、ドライバーと助手が各車両に分かれて車両点検を行います。
回転盤がきちんと動くか、ブレーキランプやタイヤ、オイルなどを確認し、異常がなければ収集業務に出発します。
ごみ収集作業
担当エリアの家庭ごみを漏れなく回収するため、綿密に考えられたコースに従ってごみを収集します。
回るごみ集積所の数はコースによって異なりますが、200か所以上回ることもあります。
収集車にごみを乗せると、回転盤がごみを巻き込み、プレスして体積を小さくします。
可燃ごみは量が多く、1~2時間ほどで荷台がいっぱいになります。
ごみの搬入
ごみがたまったら、清掃工場へ搬入します。
ごみの種類によって、南部清掃工場、西部清掃工場、平和破砕処理センターなどの施設に搬入されます。
瓶や缶、ペットボトルはリサイクルのため、中間処理施設に運ばれます。
可燃ごみが搬入される施設の一つは、浜松市西区にある西部清掃工場です。
搬入の際、ごみ収集車は計量され、ごみ投入室へ進みます。
搬入口は8つあり、混雑状況やピット内の状況に応じて搬入口を変更します。
収集後の業務
作業終了は17時頃ですが、その日ごみの量や種類によって多少前後します。
ごみの種類によっては、においや汚れが収集車に付着します。
そのため、収集後は洗車を行い、車両を常に清潔に保ち、劣化を防ぎます。
さらに、翌日の業務準備や車両のメンテナンスも行い、一日の仕事は終了します。
ごみ収集員のやりがいと大変なところ
弊社で働く三人に話を聞いたところ、体を動かす作業が気分転換になり、運転には特に注意を払うとのことでした。
助手の命もあずかるため、安全第一で運転することが求められます。
特に大変だと感じるのは、年末年始やGW明けなどごみの量が多い時どす。
それでも、常に収集車に乗って移動しながら作業するため飽きにくく、体を動かす仕事が好きな人には向いています。
体力が必要な反面、達成感や地域に貢献している実感も得やすい仕事どす。
毎日楽しく仕事をしながら、安全と効率を意識して業務をこなすことが求められます。
