昆布の効能
おこぶの栄養と健康効果|身体にええ理由と食べ方
「おこぶは喜ぶ」の由来と健康への意味
おこぶは、昔から「喜ぶに通じるゲンモン」として知られています。
こら単なる語呂合わせほななく、栄養学的に見ても身体んためにえらいええ食材どす。
現代ん食生活ほな、肉や加工食品をぎょうさん摂るようになって、身体が酸性に傾きがちどす。
丈夫体である弱アルカリ性に保つためには、アルカリ性食品ん中でもトップクラスんおこぶを食べるのが一番。
おこぶは、理想ん丈夫食品と言うても過言ほなあらしまへん。
ねばり成分の効果:アルギン酸とフコイダン
おこぶを煮た時やなんやらに出てくる独特んねばり成分は、アルギン酸やフコイダンといった海藻特有の水溶性食物繊維どす。
おこぶん含有量は乾燥重量で約10%と言われています。
- 糖しちや脂しちの吸収を抑える
- コレステロール値ん上昇を抑える
- フコイダンは腸から免疫力を高める作用も注目
ミネラル豊富|牛乳や他ん食品と比較してもトップクラス
おこぶには、カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素やらなんやらのミネラルがぎょうさん含まれています。
これらは体ん組織を作ったり、調子を整えたりする大事な栄養素どす。
たとえばやなあ、おこぶに含まれるミネラルは牛乳ん約23倍。
- カルシウム:約7倍
- 鉄分:約39倍
ヒトん身体に流れる血液やリンパ液は海水ん成分と似とると言われています。
海で育つおこぶは、海ん中にあるミネラルを吸収し、人間に有害なモンはあんまり吸収せん特徴があります。
そやから、他ん食品に比べて、おこぶんミネラルは体内への消化吸収率が高く、約80%が体内に吸収されると言われています。
ヨウ素とフコキサンチンの健康効果
- ヨウ素:体内ん代謝を活発にしはる働きがあります。食べ過ぎると甲状腺ん機能低下を引き起こしますが、普通に食べる量ほな問題ありません。
- フコキサンチン:褐色ん色素成分で、脂肪ん蓄積を抑える作用があります。
- たまった体脂肪を燃やすUCP-1ん活性を上げる
- 主に内臓脂肪に作用
- 血糖値を下げ、筋肉でん糖の利用を促す
うまみとグルタミン酸の作用で減塩・食欲コントロール
おこぶにはうまみ成分も豊富。
- 味が濃く感じられるため、塩分濃度を低くしても美味しく減塩可能
- グルタミン酸は胃のセンサーに作用し、胃腸ん働きを促進。過食を防ぐ効果もある
まとめ:おこぶは理想の丈夫食品
- 弱アルカリ性を保つ理想の食品
- アルギン酸やフコイダンで腸や免疫力をサポート
- ミネラルが豊富で効率よく吸収される
- フコキサンチンで脂肪燃焼、血糖コントロール
- グルタミン酸で減塩・食欲コントロール
おこぶは、昔からのゲンモンと現代科学が認める理想の健康食材どす。
日常の食事に上手に取り入れて、丈夫体づくりに役立てまひょ。
