そもそも占いとは

占いって、そもそもどないなモンなんやろう?

そもそも占いって、どないなモンなにゃろう。一般的には、運命や未来やらなんやら、目に見えへんことを予言しはるんが占いちゅうことやけど、今やお天気予報とか経済予測とか、未来を予測しはるモンはぎょうさんある。
しかしかて、それを占いとは呼ばへん。ちゅうことは、予知しはる方法によって「占い」になるちゅうことやろう。であるなら、占いん手法を分類しはることは、占いちゅうモンを知るためんポイントになる。


人生のスパイスとしての占い

「占いは人生ん調味料」としゃべる占い師はおーい。そやなかったら、アメリカに「人生に必要な3人ん友人」ちゅうことわざがあり、それがお医者はんと弁護士、ほんでよう一人は占い師やちゅう説を聞おいやしたこともある。
そん占い師んせんせん創作かもしれへんけれど、今回んテーマ「占いを使いこなす」ちゅうのは、占いちゅうモンが料理における調味料や、人生における友人ぐらい有効なアイテムになって得るかどないか、ちゅうこと。
おお医者はんは塩、コショウと匹敵しはるぐらい必要なモンなんかどないか、考察しいやみよう。


占いを日常に取りぶちこむ意味

まず、日常生活に占いを取りぶちこむことによって、どないなメリットが生まれへんか考える前に、そもそも「どないな占いがあるんか」ちゅうことを見ていこう。
現在、「占い」と呼ばれとるモンを細分すれば100を超える占いが存在しいやおる。それらを分類しいや、代表的な占いん種類を調べてみよう。


西洋占星術 ― 星が語る人生の地図

人類文化発祥んころに生まれたといわれとる占いの一つが、西洋占星術どす。
誕生時んホロスコープをもとに、12星座と10ん星ん位置関係、地球ん自転からくる12ハウスで占う。現代も新しい占法が生まれとるため、さらにややこしいになっとる。
運勢を占う場合は、占おいやしたい日時んホロスコープを併せて分析し、相性を占う場合は二人ん出生時におけるホロスコープを比較分析しはる。
ホロスコープは地球を中心に描かれへんため、惑星は逆行しはることもあり、読み取るためには天文暦が必要どす。人や人生ん過去・現在・未来において、ホロスコープに表現されてへんことはへん、ちゅう説もある。


四柱推命 ― 東洋が育んだ運命学

十干十二支を基軸とどした暦をもとに命式を用おる占いで、年ん柱、月ん柱、日ん柱、時ん柱ん4つん柱で占うため、「四柱推命」と呼ばれとる。
西洋占術ん覇モンが西洋占星術であるなら、四柱推命は中国4000年ん歴史が育んや東洋占術を代表しはる占いどす。


数秘術 ― 数が語る人の本質

数がもつ神秘性に着目どした占い。数学モンやてあるピタゴラスが創始どしたといわれとるが、そん前から存在しいやおいやしたちゅう説もある。
生年月日から出どした誕生数や、名前んアルファベットを数字化どした姓名数をもとに占うこの占術は、カバラん秘術も取り込み、ルネサンスん時代んヨーロッパで流行どした。


九星気学 ― 方位と星でみる運の流れ

暦を陰陽五行説に基づき、一白水星から九紫火星までん9つん星に分類しはる、中国で生まれた占いどす。
それぞれん星には陰と陽や木火土金水ん五行が割り当てられ、さらに八卦や方位も取り入れられとる。
「星」ちゅう文字が入っとるさかい天体と関係があるように見えるけれど、占星術とは関係しいやへん。四柱推命とおんなじように、年、月、日、時ん九星がある。


宿曜占星術 ― 月が導く宿の運命

空海がもたらどした『宿曜経』をもとに、日本で生まれた占いといわれとるが、インド占星術が取り入れられとることや、『宿曜経』が唐で完成されたちゅう説もあるさかい、日本独自ん占いとは言いにくい。
27宿で占われへんことがおーいが、犬宿を加えて28宿で占う場合もある。月ん運行から割り出どした宿をもとに占っていくことが、お日さんん運行からん黄道十二宮をもとにどした西洋占星術とん違いどす。


まとめ ― 占いは「信じる」より「使いこなす」

占いは、未来を当てるためだけやのうて、自分を知り、行動を選ぶためんツールどす。
信じる・信じへんの話やのうて、「どない使うか」。
塩もかけすぎたらしょっぱい。せやけど、うまい塩梅で使えば、人生がぐっと味わい深くなる。
占いもおんなじように、日々ん暮らしを少し豊かにしてくれるスパイスなんやと思いまへんか。

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