観葉植物の植え替え
samurai観葉植物の植え替えの基本
観葉植物を鉢植えで育てている方は、室内に入れることをおすすめします。
植え替えたあとは、多少なりとも負担がかかっていて弱っている状態です。
屋外で育てたくない場合でも、観葉植物の生育環境を整えることが大切です。
観葉植物の植え替え時期は5月から9月が理想です。
この時期は植物の成長期にあたるため、根の負担も少なくなります。
植え替えをしないとどうなる？
植え替えをしないと、根詰まりや根腐れ、病気や害虫発生の原因になります。
根が鉢の中でいっぱいになってしまうと、水や栄養の吸収がうまくいかなくなり、植物が弱ってしまいます。
次のようなサインが出たら、植え替えの時期を早めましょう。
- 水やりしてもすぐ乾く
- 根が鉢の底から出ている
- 成長が止まっている
このような場合は、通常の植え替え頻度を一旦無視して、早急に植え替えを行うのがおすすめです。
植え替えの手順とポイント
まず、必ず底穴があって排水できる鉢を使用しましょう。
鉢のサイズは、現在の鉢より二回りほど大きいものを選ぶとよいです。
小さい観葉植物なら3〜5号、大きいものなら6〜8号が目安です。
古い根が絡まって割けない場合は、ナイフなどで切り詰めて調整します。
同時に、地上部の枝葉も同じ割合で剪定しましょう。
根だけでなく枝葉も切ることで、植物全体のバランスを保つことができます。
植え替え後のお手入れ
植え替え後の観葉植物は弱っているため、直射日光の当たらない明るい日陰に置きましょう。
しばらくの間は乾燥しすぎないよう注意し、土の表面が乾いたタイミングで水を与えます。
園芸店やネットで市販されている観葉植物用の培養土を使うのが便利です。
新しい土に根付いたら、水を吸収し始めるようになります。これは健康に育っている証拠です。
株分けでボリュームを整える
多年草タイプの観葉植物は、株分けによってボリュームを調整することができます。
球根のようなかたまりを見つけたら、そこから生えている茎の分け目を探し、優しく割いて分けましょう。
根が絡まって離れない場合は、手でほぐすかナイフで軽く切り分けるのがポイントです。
株分けを行うことで、植物の生育スペースを確保し、これ以上大きくなりすぎないように整えることができます。
まとめ：定期的な植え替えで健康に育てる
観葉植物は、種類や大きさによって植え替えの頻度が異なりますが、
小型のものは毎年、大型のものは2年に1回が目安です。
早く大きくしたいときや健康に育てたいときは、こまめな植え替えがおすすめです。
新しい土に替えることで根の呼吸が良くなり、植物も元気を取り戻します。
観葉植物の土や育て方については、園芸店や専門サイトの記事も参考にしてみてくださいね。
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