新型コロナウイルス感染症の感染経路
新型コロナウイルス感染症は、飛沫感染と接触感染とが主な感染経路と考えられています。
これらん経路を遮断しはることで、新型コロナウイルスへの感染を防止しはることができます。
飛沫感染とは?感染を防ぐ基本の考え方
飛沫感染とは、ウイルスを含む飛沫が口・鼻・目やらなんやらん露出どした粘膜に付着しはることとされています。
飛沫はおおよそ2メートルほど飛ぶことが知られています。
こんため、発症モンは咳エチケットを守り、
ウイルスが飛散せんようにマスクを着用しはることが求めできるんどす。
エアロゾル感染と空気中での拡散
特に感染モンが咳・くしゃみ・会話・歌・呼吸などをする際には、
鼻や口からさまざまな大きさや性状をもった粒子を空中に放出しまっけど、
液体を含んだ小さな粒子や乾燥どした粒子は、一定ん条件下では空中に数分から数時間にわたって浮遊しはることがあります。
こんエアロゾルを吸い込むことで感染しはる経路は、
エアロゾル感染と呼ばれています。
密閉された換気ん悪い空間ほな、
より長い時間・距離でウイルスが飛散しはる可能性も指摘されとるさかい、
定期的な換気もしんどい重要な感染対策となってます。
接触感染とは?手洗いの大切さ
接触感染は、感染モンん手につおいやしたウイルスがドアノブや手すりやらなんやらを介しいや、
非感染モンん手に付着し、そん手で目や鼻やらなんやらん粘膜を触れた際に伝播しはる経路どす。
こんため、発症モン・非発症モンにかかわらず、
手水(ちょーず)=手洗いをこ達者に行うことによって、
手につおいやしたウイルスを洗い落とす効果がありまんねん。
潜伏期間と感染の広がり
2020年時点ほな、ウイルスに曝露しいやからぎょうさんん人は、
4日から6日ほどで発症しはると報告されてやはった。
ところが2022年に入り、オミクロン株が主な流行株となってからは、
こん潜伏期間は短くなり、2.9日程度と考えられています。
新型コロナウイルス感染症ん患モンはんは、
症状が出る前から感染を広げることが判明しいやいます。
さらに、その感染性は発症の2日前からあると推定されています。
無症状の感染モンから感染が広がるリスクがあるため、
病院内ほな皆さんにマスク着用をお願いしいやいます。
接触感染を防ぐための意識づけ
理論上は、感染モンん飛沫に曝露どしたり、
汚染された手で目・鼻・口の粘膜を触らなければ接触感染はしまへん。
こんため、
- 人とん距離をとる
- 外出中は手で顔を触れへん
- 意識的に顔へ手を持ってこない
といった習慣を心がけはることが大事どす。
けど実際は、ぎょうさんん人が知らんわてに顔へ手を持ってきますさかい、
こ達者に手を洗うこと、
そして意識的に顔に手を持ってこないように用心しはることも重要どす。
まとめ:感染経路を断つためにできること
新型コロナウイルス感染症を防ぐには、
飛沫感染・エアロゾル感染・接触感染といった三つの経路を遮断しはることが肝心どす。
マスクの着用、手洗い、換気、距離の確保──。
どれも日々ん中でできる小さな行動やけど、
これらを意識しいや実践し続けることが、
自分と周りを守るいちばんの方法どす。
