雨漏り修理の際の基礎知識

雨漏り調査とは？原因特定と放置の危険性について

雨漏り調査の目的と重要性

雨漏りを再現する調査は、雨水の浸入経路を特定し、根本的な原因を突き止めるために行います。雨漏りが起きた状態を長く放置してしまうと、躯体内部まで腐らせる可能性があり、その修繕には大規模な工事が必要になります。
雨漏りは自然に直ることは絶対にありません。早期発見・早期対処を行うことで、被害を最小限に抑えることが大切です。

雨漏りが起こる主な仕組み

天井にできた隙間から雨水が屋根裏を通って入り込み、天井にシミをつくることで発覚するケースが多くあります。外から侵入した雨水は、壁や天井、床などに被害を広げていきます。特に放置すると、床が水に濡れて部分的に弱まったり、カビが生える原因にもなります。

放置するとどうなる？

雨漏りを放置してしまうと、木材が腐食し、建物全体の劣化やシロアリ被害を招く危険性があります。小屋裏のように普段目にすることのない場所で雨漏りが発生していると、気づかないうちに構造体まで傷んでしまうこともあります。
また、カビの発生は室内全体に広がり、クロスが浮いたり、壁紙の接着剤が水びたしになったりと、健康被害にもつながるおそれがあります。

雨漏りの原因特定はプロにお任せ

雨漏りの特定箇所を見つけるのは非常に難しい作業です。大工さんや板金屋さんに見てもらっても改善されないということも多くあります。
当店では、憶測で補修するのではなく、確実な水の浸入箇所を特定するために「赤外線調査」や「散水調査」を行います。これにより、カビの原因となる根本的な問題箇所を修理していきます。

調査から修理までの流れ

現場では、まずお住まいの隅々まで確認し、壁や天井のシミ・カビの発生状況などを診断します。
雨水の浸入経路を正確に特定したうえで、補修交換や防水処理を実施。クロスや床板など、カビが生えた部分は必要に応じて交換します。
憶測による無駄な工事を進めるのではなく、根本的な原因解決を目的とした修繕を行います。

応急処置と注意点

家具や家電に雨水がかかると、劣化や故障につながる恐れがあります。発見した場合は、すぐにバケツなどで水を受け止めて被害を最小限にしましょう。
また、軽い雨漏りでも放置せず、カビの臭いやシミが見られた時点で早めに専門業者に相談することをおすすめします。

専門業者による確実な修繕を

当店は、数多くの事例をもとにどのような時にどこから漏れるのかを分析し、雨漏りの原因を正確に特定します。憶測で工事を行うことはせず、確実な修理と再発防止を重視しています。
長年悩まされてきた雨漏りも、的確な調査と施工で解決することが可能です。